今年のノーベル医学生理学賞に選ばれた大村先生の話題です。謙虚さあふれるコメントに感銘を受けました。日本人が受賞したとか、ノーベル賞とかはどうでもいいですが、また素晴らしい人の存在を知ることができました。
微生物に由来する物質を発見し難病の治療に偉大な貢献をされた方ということです。そういえばわたしでも耳にしたことのある抗生物質第1号のペニシリンも青かび由来でしたし、不治の病であった結核の治療薬ストレプトマイシンは放線菌由来です。生物が生き残るために途方もなく長い年月のうちで身に付けた自己防衛能力を人類が発見し利用しているものは他にも枚挙に暇がないでしょう。
微生物から人間に至る無数の生命のメカニズムというファンタジックなイメージが広がります。この地球上に生命が誕生して以来、環境への適応や個体間の生存競争、生き残っていく進化の過程、人知の到底及ぶべきもない壮大な試行錯誤はまさにSF的想像力を刺激します。科学的な解明、人知の及んでいるものは限りなくゼロに近いとさえ感じます。
ファンタジーは微生物の力に限った話ではなく、私たちヒトそのものがとんでもない偶然の集積です。想像すらできない限りなくゼロに近い確率の下で、たまたま生きているワタシというものに与えられた今日という日の有難さを感じさせてくれたとても良いニュースでした。
中田
税理士の手嶋です。
先日、眼科のお客様のところへ普段の休診時間ではなく診療時間中にお伺いして、
目を検査してもらいました。
目は少し乾くくらいで、特に気になる症状があったわけではないのですが、
医院を見てみたいと思っていたので、お願いしました。
自分が診察を受けることで、実際の医院の雰囲気、検査から診察への流れ、
スタッフ・先生の患者対応が体験できました。
損益や収支は知っていますが、医院の現場については知らないことばかりで
よい職場見学になりました。
例えば、この医院は医療機械の購入が続いていたのですが、
それらが診察にどのように活かされているのかよくわかりました。
非常に鮮明な画像で説明を受けることで、あいまいさがなくなり、
いまどういった状態なのかが誰にでも理解できます。
わかりやすいから納得、安心できて満足度も高くなります。
良い循環ができて経営にも役立っているなと感じました。
短い時間ではありましたが、今後いろいろと相談を受けたときに役立ちそうです。
やはり現場に行ってみる、体験してみるって大事ですね。
ちなみに目はひどい近視ですが、病気はありませんでした。よかった、よかった。
少し前のお話になりますが、お盆の墓参りに祖母宅へ行ったところ、昼間の明るい時間帯にも関わらず、庭の畑で野生のシカに出くわしました。
普通に生活していると宮島にでも行かないかぎりで合わないシカさん。
イノシシなど他の野生動物に比べ、人を怖がる様子のないシカさん。逃げる様子もなく、大人数で追いかけて山へ帰しました。
ご近所の方は皆、田んぼや畑に電気柵をされています。イノシシ対策なのだと思っていましたが、最近は、シカの被害が最近は多いようです。山にはエサがないのでしょうか・・・畑の野菜の方が美味しいからでしょうか・・・
電気柵の設置をされた場合は、農業所得の必要経費になります。
地区町村によっては設置の補助金が出る場合もあるようです。
我が家も柵の設置を検討しないといけないかもしれません。
(土山)
今年ももうすぐ8月6日がやってきます。
あの忌まわしき日から70年目の暑い夏です。
広島や長崎に住んでいれば、報道なども多く「原爆」や「平和」などのキーワードを
よく耳にします。しかし、その他の地域にお住まいですとそうでもないかも知れませんね。
それでも、今年のNHKが行った広島市民に対する調査では、原爆投下について
「戦争を終結させるため仕方がない」が「許すことができない」を初めて上回った
ようです。
アメリカでは、「戦争を終結させるため」といった教育がされているようですが、戦争
そのものを悪とする教育は必要だと思います。
昨年の8月6日平和記念式典で、小学生の子供たちが、こうスピーチしています。
「平和について、これからについて、共に語り合い、話し合いましょう。たくさんの
違う考えが平和への大きな力となることを信じて。」
子供たちの未来を考え、平和について考えることができる、70年目の夏にしていきたいと
思います。
大 嶋
家の玄関口がカビています。武田です。
壁が薄汚れてきたなとは思っていたのですが、よく見たらカビでした。
カビが生えてしまった原因としては
① 日中は戸や窓を閉め切っていること
② 煮炊きの時に換気扇を回すのをサボったこと(音が大きくてうるさい)
③ 冬場に洗濯物を室内干ししていたこと
などが考えられます。
全般的に換気が足りてないですね。
玄関のすぐ脇には洗濯機が置いてあるため、構造的に湿気が多い場所になってしまうのは仕方ないのですが、
カビまで生やしてしまうとは、油断しすぎたようです。
消毒用エタノールがなぜか家にあるので、これを少し塗ってみればカビの広がりを抑えられるかもしれません。
あるいは、在宅時にドアを少しでも開けるようにして、除湿剤を置くとか。
・・・水とりぞうさんを探しに行きましょうかね。
カビとの戦いは、庭の雑草との戦いにも似て、完全なる勝利は難しいと聞きます。
大抵のモノにはカビが付着するようなので、これ以上広がらないように気をつけていきたいと思います。
九州が大雨で大変な状況のようです。
火山の噴火も相まって、自然現象だけでなく日本はどうなろうとしているのでしょう。
先週の日曜日に、テニスサークル内の男子ダブルス大会(12チーム)があり、パートナーのお陰で優勝できました。
最近では公式試合には出場していないので、勝利の喜びを忘れていたように思います。
現在、趣味の域ですがモチベーションを保って、まだまだ向上したいなと思っています。
趣味があって良かったと思う今日この頃です。
70才までは続けるぞ!
fujikawa
囲碁の序盤で使われる言葉です。その局面において次の1手をどこに着手するかということに関して正解がないということです。それでも、限られた時間の中でその局面の次の1手を打たなければなりません。打ち手の技量や感性が常に問われます。
それにしても、打ち始めて十手くらい、ものの数分くらいで訳の分からない状況になります。碁盤は19マス×19マスから成り381か所の着点があります。石を置く場所の選択肢をそれぞれの手番で仮に20カ所あるとした場合(実際にはそれ以上の選択肢があるわけですが)スタートして10手進む間の選択肢は20の10乗ということになります。手元の電卓で計算すると20の8乗は512,000,000,000(5120億)となります。間違っていたらごめんなさいですが、20の10乗は2,044,800億(204京)ではないかと思います。たった10手でこれですから碁盤の中に宇宙があると言われるのも当然であり、わたしの脳みそで処理しきれないのも当然です。
今年、将棋ではプロ棋士とコンピュータの対戦でかろうじてプロ棋士側が3勝2敗で勝ち越しました。そのうち2勝はコンピュータのバグにつけ込んだもので、将棋ではコンピュータがプロ棋士を脅かすところまで来ているようです。囲碁ではコンピュータの世界チャンピオンがアマチュア6段程度です。プロ棋士との対戦も行われていますが、コンピュータが4子置いて勝利、3子局ではプロ棋士が勝ちます。
わたしが囲碁に親しみ囲碁を楽しむようになってまだ1年もたっていませんが、囲碁の奥深さにふれながら、仕事や人生に重ね合わせて考えることがしばしばあります。「どう打っても一局」という言葉が、模範解答のない人生の中で「どう生きても一生」というようにつながるように感じています。どちらに関しても、わたしの技量も感性もまだまだ全然足りていないと痛く感じています。自分なりの1手を打てて、勝敗は時の運と言い放てる時を目指して(永久に来ないと思いますが)技量と感性を磨いていきたいと思っています。
税理士の手嶋です。
新年度が始まりましたね。この時期は、子供の進級で月日の流れを感じるようになりました。
「もうこんなに大きくなったのか。あれから何年たったのか~」とつい振り返ってしまいます。
さて、いろいろなスタートを切る方がいる中、新規事業を立ち上げる方もいます。
たくさんの税理士がいる中で縁あって、起業というその人の人生で非常に大事な場面で
役に立てるのはうれしいものです。
事業計画書の作成、金融機関融資の支援、補助金の申請など手のかかることも多いですが、
やりがいのある仕事です。
お客様に感謝され、「ありがとう」といってもらえる仕事に就いていることは
非常に幸運だと思います。
本年もたくさんのお客様の「ありがとう」が聞けるように、気持ちも新たに頑張ります。
先日、丸亀城へ行ってきました。時間潰しにフラリと立ち寄ったのですが、ガイドをされている地元の方に声をかけられ、そのまま石垣についてガイドをして頂くことに。
キッチリまっすぐに揃えられたラインが続いている丁寧な手仕事で仕上げられている石垣でした。
石をまっすぐに乗せるのはもちろん、墨で引いた線に合せ削って更にキレイなラインを出しているのだそうですが、すべてが手作業の時代、なんて気の遠くなる作業・・・そりゃ数十年かかりますって。
そんな几帳面な仕事のなかにも、人の視線に入る部分に石で「石」という文字が入れてある小粋な部分も。