旅行で起きた小さな失敗から、コミュニケーションの大切さを改めて考えました。
車酔いしやすい子どものために、私は「薬を買っておくね」と妻に伝え、薬局で酔い止めを購入しました。妻は、私が買ってきてくれたから、準備は私がしてくれるだろうと思っていました。一方、私は「薬を買う」という役割を果たしたので、あとは妻が準備してくれるものだと思っていました。
結果、酔い止めを家に忘れてしまい、旅先の薬局に寄るまで子どもに大変な思いをさせてしまいました。
これは、まさにコミュニケーション不足が招いた失敗でした。「言わなくてもわかるだろう」という思い込みが、こんなすれ違いを生んでしまうのです。
大切なのは、相手に伝えるだけでなく、その内容を「確認」し合うこと。お互いの認識にズレがないか、もう一言、言葉を交わすだけで、多くの失敗は防げるはずです。
言葉にして、ちゃんと伝え、確認し合う。当たり前のことのようで、実はとても大切なことだと、改めて感じた出来事でした。
檜山